POCARI SWEAT COOLISH

幸せな5日間でした。今年のジャパン・ジャムの素晴らしさは、プロデューサーの僕が言うより、SNSに溢れる参加者の幸せな言葉と姿を見れば、感じていただけると思います。こんなにポジティブな発信で埋め尽くされるフェスは、長くフェスを作ってきた僕にとっても初めてかも知れません。
この5日間で強く思ったのは、フェスの快適さとは平等が守られることだ、ということでした。例えば、今年のジャパン・ジャムのチケットは申し込むのが簡単ではありませんでした。参加者の皆さんに例年より手間のかかる作業をお願いすることになりました。そうした意味では快適ではありませんでした。正直、券売の障害になるのではと不安でした。それでも結果はコロナ前の最大動員に迫る方々に参加していただけました。それは参加者の皆さんが、このチケット・システムによって不正な転売行為を防ぎたいという私たちのメッセージに共感してくださったからだと感じています。まさにフェスの平等です。
驚くほどの効果をあげ、ダフ屋行為は僕の見る限りありませんでした。朝の挨拶でも言いましたが、それはソールドアウトしていない公演だからという指摘もあるかも知れません。しかしソールドアウトしていない公演でもダフ屋は「割引あるよ」と言って現れます。そしてこれは言うまでもなく、これから作っていく私たちの新しいフェスの形の第一歩です。さしあたって今年のロック・イン・ジャパンで大きな威力を発揮していくと思います。
前方エリア抽選にも大きな支持をいただけました。前方のライブ・エリアの多幸感が格段に上がりました。ステージ上のアーティストと前方エリアの参加者との幸福なエンゲージメントがもたらすポジティブなグルーヴ、それはフェス全体に広がっていきました。これもフェスの平等がもたらしたものです。
ダフ屋と場所取りはフェスの逃れ難い悪のように言われてきました。私たちも20年、それと闘っていました。少しずつ成果をあげてきましたが、なかなかゴールは見えませんでした。本来、最も平等であるべきフェスにおいて、ズルさや勝手がまかり通ることへの怒りは参加者、運営に共通するものでした。しかしゴールが見えない闘いのゴールが、いきなり今年のジャパン・ジャムで見えてきました。
電子チケットの強化施策がもたらしたものです。それはコロナ対策をより確かなものにするための強化施策でした。しかしその強化施策はコロナ対策を確かなものにするだけでなく、フェス全体をより強化させる施策につながりました。コロナとの闘いは僕たちのフェスを強くしたのです。私たちはその強化施策により改良を加え、公式リセール不成立後の譲渡を可能にしました。最終ゴールではありませんが、かなり利便性は上がったと考えています。改良にはコストと時間がかかりますが、これからもトライし続けます。

ロック・イン・ジャパンでは入場の時間帯指定をさせていただきます。申し込みのハードルになりますが、ご理解いただけると嬉しいです。
何度もお伝えしていますが、蘇我スポーツ公園の収容力はとても大きいです。しかし蘇我駅の乗客処理能力はそれほど高くありません。フェス参加者が集中すると、その処理能力を超えてしまいます。できるだけたくさんの方に参加していただくために、分散来場をお願いさせていただきます。地元のご理解をいただき、フェスがこれからも円滑に開催されるために、是非ご協力お願いします。

毎年思いますが、ジャパン・ジャムからロック・イン・ジャパンまでは、あっという間です。夏はもうすぐです。今年のロック・イン・ジャパンには新しい感動と楽しさがあります。その手応えは十分です。皆さんの参加をお待ちしています。

2022年5月16日
フェス総合プロデューサー
渋谷陽一
いつも「Jフェス」アプリをご利用いただき、誠にありがとうございます。
ご利用のお客様へ、最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。

■アプリバージョンのご確認方法
「Jフェス」アプリ内、左上の歯車アイコンより「バージョン」の欄をご確認ください。

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iOS 13以上へのアップデートを行ってください。
iOS 13以上へのアップデートができない端末をご利用の場合、現在ご利用中のアプリはそのままお使いいただけますが、新しいバージョンへのアップデートができず、一部サービスをご利用いただけなくなります。また、今後正常に動作しなくなる可能性がございます。予めご了承ください。

■Android 7.1.2以下のスマートフォンをご利用の方
Android 8.0.0以上へのアップデートを行ってください。
アップデートできない端末をご利用の場合、2022年5月12日以降、「Jフェス」アプリをご利用いただけなくなります。予めご了承ください。

なお、「Jフェス」アプリをご利用いただけなくなるお客様で、既にお申し込み・ご購入いただいた電子チケットをお持ちの方へは、別途ご案内のメールをお送りします。必ずご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。


お申し込み・ご入金状況のご確認、お客様情報の照会・変更などは下記よりお手続きいただけます。
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ご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
お問い合わせフォームはこちら

該当のお客様にはご迷惑をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。
「Jフェス」アプリは、みなさまに便利にご利用いただけるアプリを目指して改善を行ってまいります。
今後とも、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
5/17(火)昼12:30からROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022の出演アーティスト発表を連日おこないます。
出演日もあわせて発表するので、ぜひチェックしてください!

「Jフェス」アプリでは、アプリをダウンロードしていただいている皆さんにいちばん早く情報をお届けしたいという思いから、公式サイトやSNSより15分早くラインナップを公開します。

プッシュ通知のみでお知らせするので、ぜひアプリの通知をオンにしてお待ちください。

出演アーティスト発表だけでなく、フェスのお役立ち情報をまとめたガイドブックや、オフィシャルグッズの紹介記事など、多彩なコンテンツを今後もお届けする予定です。
連日出演アーティスト発表とあわせて、毎日「Jフェス」アプリを楽しんでもらえたら嬉しいです。

公式アプリ「Jフェス」はこちら
本日から、ロック・イン・ジャパン2022のチケット最速抽選をスタートします。出演アーティスト発表前の先行は今回限りです。この先行でお申し込みをいただいた方には、オリジナルギフト缶をプレゼントします。ぜひお申し込みください。

この夏、私たちのテーマは、ロック・イン・ジャパン20年の歴史を引き継ぎながら、新しく前に進むということです。ロック・イン・ジャパン20年の歴史は私たちの誇りです。あの空間、あの時間はかけがえのないものでした。創ってきた私たちの、ひたちなかでのロック・イン・ジャパンへの愛は、とても大きく深いものです。参加者の皆さんも同じだと思います。しかし私たちは前に進まないといけないし、蘇我でのロック・イン・ジャパンを、参加者の皆さんに愛してもらえるものにしていかなければならないと思います。その覚悟で今年のフェス作りに挑んでいます。

千葉市蘇我スポーツ公園でのロック・イン・ジャパンでは、ジャパン・ジャムで使ってきた会場エリアが更に大きく広がります。その中に作る新しいライブエリアはすべて天然芝で、それ以外の場所もほとんどに天然芝が植えられています。言うまでもなく、夏は芝が一番元気な季節、青空とのコントラストは目に鮮やかなものとなるでしょう。きっと、どのステージでも芝生に座って演奏を楽しむことができると思います。自然との一体感、シームレスに演奏を楽しむことができる高いエンターテインメント性、飲食エリアやトイレ、グッズ売り場、すべてへのアクセスが簡単な利便性、そうしたものが一体となった祝祭空間として最高のものを目指します。

ぜひ、一緒に新しいロック・イン・ジャパンの歴史を作ってください。

新しい物語を始めるために、いくつかお願いがあります。まず電子チケットのことです。顔認証や同行者登録など、今までのロック・イン・ジャパンではなかった事がいろいろあります。ご面倒をおかけしますが、よろしくお願いします。詳しくは下記の「お知らせ」をチェックしてください。なぜこれを行うかというと転売対策です。この問題とは業界全体で長く向き合ってきましたが、今回の方式でかなりの問題はクリアできたのではないかと思っています。

もう一つは入場時間指定です。すでに導入しているフェスもありますが、今回のロック・イン・ジャパンでは厳格に運用します。これも詳しくは下記の「お知らせ」をしっかり読んでください。ロック・イン・ジャパンは20年の歴史の中で、毎年動員を増やしてきました。千葉市蘇我スポーツ公園は収容人数的には十分な余裕のある会場です。しかし最寄り駅は多くの人が集中すると激しい混雑が起きてしまいます。これまで私たちはジャパン・ジャムで3万人を超える動員を経験しました。分散来場を呼びかけるなどして混雑を回避しました。しかし、より円滑で確実な運用を目指すためには、別の方法が必要だと感じました。駅での混雑を避けるためにぜひご協力をお願いします。蘇我でのロック・イン・ジャパンの開催に関しては、地元の皆さんのご理解、ご協力が何より大切でした。私たちは、ロック・イン・ジャパンが地元の皆さんに愛されるフェスとなるために努力していきます。参加者の皆さんにも、ぜひご協力いただければと思います。

今年のロック・イン・ジャパンにはたくさんのすばらしいアーティストが集結します。きっと参加者の皆さんにも喜んでいただけると確信しています。そんな熱いフェスに、できるだけたくさんの方に参加していただきたい、そんな思いでの入場時間指定です。そして、皆さんが手にした大切なチケットが、転売によって不正に取引されないための電子チケットです。

私たちは、新時代のフェスを目指してロック・イン・ジャパンの21年目をスタートします。
ともに新時代のフェスを作ってください。

2022年4月5日
ROCK IN JAPAN FESTIVAL総合プロデューサー
渋谷陽一

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022についてお知らせしたいこと
・新型コロナウイルス感染症対策に万全を尽くします。
新型コロナウイルス感染症対策については、こちらをご確認ください。政府や千葉県によるイベントの開催制限が変更となった場合は、現在の注意事項に記載のない対策にご協力いただく場合があります(抗原検査、PCR検査、ワクチン接種証明の提示など)。その際の検査費用等は自己負担となります。また、入場条件の変更に伴うチケットの払い戻しはいたしません。予めご了承ください。

・ステージは4つ。巨大なライブ空間が広がります。
新しいROCK IN JAPAN FESTIVALは、4ステージとなります。
LOTUS STAGEとGRASS STAGEは10万人でも収容可能な巨大エリアに向かい合って建ち、ひたちなかのGRASS STAGEと同スケールのダブルメインステージになります。
JAPAN JAMから新たに追加になったエリアにHILLSIDE STAGEとPARK STAGEが建ちます。こちらもメインステージエリアにひけをとらない広大なスケールです。
各ステージエリア間の移動もスムーズです。近距離かつ広い導線を密にならずに移動することができます。

・ステージ前方エリアへのご入場は事前抽選制となります。
ステージ前方の入れ替えエリアは各アクトごとの完全入れ替え制とし、事前抽選による立ち位置指定をおこないます。事前抽選は、先行受付にてチケットをご購入いただいた方のみエントリーが可能です。入れ替えエリアの事前抽選は7月中旬以降の実施を予定しています(全てのステージの前方エリアで事前抽選を実施するかどうかは未定です)。

・チケットの転売対策に取り組んでいます。
チケットは全て電子チケットとなります。また、チケットお申し込み時に顔写真の登録と2人申し込みの場合は同行者登録が必要です。フェスという形態において、このチケット申し込み時の煩雑さは参加者の皆さんにとっても非常に高いハードルになっていることは理解しています。しかしそこまでしてでも、私たちはチケットの不正転売を撲滅したいと思っています。面倒だとは思いますが、ご協力いただけると嬉しいです。なお、公式リセールを設けますが、万が一公式リセールが成立しなかった場合に、特定のご友人などにお譲りいただけるシステムを導入し、転売対策と利便性の両立を目指しています。

・入場時間の指定を行います。ご協力ください。
今回、参加者の皆さんに分散来場をお願いすべく、入場時間指定を行うことにしました。
フェスの会場は広大なのですが、最寄りのJR蘇我駅は短時間に大人数が集中すると、駅構内が混雑して、駅から出るのに非常に時間がかかってしまいます。また、フェス専用の駐車場がないので、お車での来場もできません。
こうした状況をふまえて、事務局で指定させていただく時間でのご来場をお願いすることになります。
チケットのお申し込み時に、ご希望の入場時間をお選びいただきます。入場時間は、いただいた希望時間をもとに事務局にて指定させていただきます。入場時間の枠は、8:00〜8:30、8:30〜9:00、9:00〜9:30、9:30〜10:00、10:00〜10:30、開演時刻の10:30以降の6枠となります。ご希望の入場時間につきましては、後日、変更可能期間を設けます。タイムテーブル発表後もご変更いただけます。
最寄り駅や入場ゲート前の混雑を緩和して、一人でも多くの皆さんに参加していただけるようにするための施策です。ご理解とご協力をお願いいたします。
全国各地から会場直行のアクセスバスツアーや、JR千葉駅から会場直行の無料シャトルバスも運行しますので、あわせて利用を検討いただけると嬉しいです。

・参加したい日程を自由に選んで割引となる「割引セット券」を販売します。
開催日程が連続していないこと、初日と最終日に参加したい、といったこれまでの通し券ではカバーできないニーズにお応えするため、「割引セット券」を導入しました。
チケットをご購入いただく際に、参加したい日程をご選択いただければ、割引価格でお求めいただけます。

・シート・イス・テントを使用できる場所はありません。
会場内にテントゾーンやイス・シートゾーンはありませんのでご注意ください。代わりに、できるだけたくさんの日よけテントを設置します。約18,000席あるフクダ電子アリーナのスタンドも、飲食・休憩スペースとしてご利用いただけます。
古塔つみ氏の作品に関する一連の報道を受け、返品をご希望される場合は、古塔つみ氏の作品を使用した下記対象オフィシャルグッズの返品を承ります。

【対象となるオフィシャルグッズ】
・Tシャツ サマーガール

詳細はこちらよりご確認ください。
JAPAN JAM 2022
5月1日(日)・3日(火・祝)・4日(水・祝)・5日(木・祝)・7日(土)

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022
8月6日(土)・7日(日)/11日(木・祝)・12日(金)・13日(土)

2022年、ロッキング・オンのフェスは新しい物語を始めることになります。このコロナ禍でライブやフェスは数々の困難と向き合わなければなりませんでした。最初は1年何とか耐えれば、と思っていました。
それが2年になり、想像もしていなかった3年目に入り、私たちは力尽きる前に何とかしなければ業界そのものの存続が危ぶまれるところに立っています。それは私たちだけではなく、ライブやフェスにかかわる者の誰もが感じていることです。既に発表させていただいた、夏のロック・イン・ジャパンの会場を茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園から千葉市蘇我スポーツ公園へ移転したことも、そうした厳しい状況に向き合った結果の重い選択でした。
ただこの事態を嘆くだけでは決して状況は拓けません。このコロナ禍、あるいはポスト・コロナの時代で戦う方法論や方向性を見つけ出さなければなりません。ロッキング・オンは今年、2022年からその物語を始めます。

まず春のジャパン・ジャムです。これまでのエリア分けを見直し、広大なひとつのライブエリアを作ります。そこに巨大なステージを2つ建て、10万人以上収容可能な空間で向き合う形で2メインステージ形式とします。参加者の方は、ほとんど移動をせずに全アーティストをシームレスに観ることができます。飲食エリアも新たにステージ裏に作り、食事のための移動もほとんどなくなります。ジャパン・ジャムのテーマは究極の快適フェスということでしたが、その快適さを突き詰めることにより、安全の面でも非常に優れた環境を作ることができました。

夏のロック・イン・ジャパンも同じ千葉市蘇我スポーツ公園で開催しますが、ライブエリアが広くなります。2021年にオープンした約30,000㎡のグラウンドを使い、春のライブエリアと合わせて約90,000㎡のフェス空間となります。通常、ライブエリアにおける収容人数は1㎡あたり約2.5人と計算されるので、単純計算するとジャパン・ジャムは15万人、ロック・イン・ジャパンは22万人となります。今年に関しては2万人〜3万人で実施予定ですが、どれだけゆったりしたフェス空間なのか、分かっていただけると思います。
ふたつのライブエリアは隣接していて移動も2〜3分で可能です。新しいライブエリアに2つのステージを建てて、ロック・イン・ジャパンは4ステージ制でおこないます。実はこの新しいライブエリアはゴールデンウィークの時期は風が強く、大きなステージを建てることが難しいのですが、夏は風が弱くステージ建設が可能なのです。同じ千葉市蘇我スポーツ公園で開催されても、ジャパン・ジャムとロック・イン・ジャパンはそれぞれ違う特徴を持ったフェスとなります。

この広大でフラットなグラウンド状の空間に複数のステージを建てる形は、世界的にロック・フェスの大きな潮流になっています。その中でも交通アクセスの良い都市型のフェスは大きな存在感を示しています。ロッキング・オンはそうした新しいフェスの形を追求していきたいと思います。気候的な制約を逆にメリットとして捉え、春は究極の快適性を体感できるジャパン・ジャム、夏は巨大なスケールの中で展開する国内最大のフェスであるロック・イン・ジャパンという、2つのフェスを同じ千葉市蘇我スポーツ公園で作りあげようと思っています。

そして冬、5つのキャラクターの違うステージが屋内最大のフェス空間に展開するカウントダウン・ジャパンをおこないます。200近いアーティストが集結するこのフェスも、春夏冬という大きな物語の中で新しい役割を担うことになっていくのではないでしょうか。夏や冬、多くのアーティストが語る「次はグラスで」とか「次はアースで」という言葉が「次はジャパン・ジャムで」とか「次はロッキンのメインで」という新しい物語を見据えたものになっていくかもしれません。というか、そうしたことを言ってもらえるようなフェスに私たちはしていかなければならないと思っています。

春も夏もたくさんの方をお迎えできるポテンシャルがありますが、現状ではその数分の1のキャパシティでの開催を予定しています。また冬も本来の形での開催が実現できるかどうかは見えていません。しかし、必ずあるフェスの未来へ、私たちは今年スタートしようと決意しています。設計図はしっかり描けました。それを一緒に確かな形にしていただけると嬉しいです。

なお、JAPAN JAM 2022の開催詳細の発表と第1弾出演アーティスト発表は、2月8日(火)昼12:00におこないます。
楽しみにしていてください。

2022年1月27日
Jフェス総合プロデューサー 渋谷 陽一
コロナによってフェスの開催環境は大きく変わってしまいました。
昨年の夏、収容人数を例年の半分以下にし、出来る限りの感染対策も講じたロック・イン・ジャパンを中止にせざるを得なかったことは、とても残念であり、私たちにとって大きなダメージでした。ここまでやっても開催は受け入れてもらえないのだ、という大きな困難を感じました。

あれから約半年、少しずつ状況は変わってきていますが、コロナ前にはまだまだ遠い状態です。昨年末、カウントダウン・ジャパンを開催しましたが、収容人数は例年の3分の1以下、参加者には新型コロナワクチンの2回接種済み証明かPCR検査の陰性証明を入場条件とし、顔認証の電子チケットでの入場の体制を作りました。
こうした状況が2年続き、私たちは年末フェス1回、春フェス1回、夏フェス2回、開催中止を決断せざるを得ませんでした。何とか開催できた昨年のジャパン・ジャムも赤字覚悟の興行でした。
正直言って、経営的にもギリギリのところに私たちは立っています。もう中止や赤字覚悟のフェス開催は困難です。

とても悩みました。何とかひたちなかでの開催を続けられないか、そのための方法を模索し可能性を探しました。しかし私たちは解決法を見つけられませんでした。
国営ひたち海浜公園での開催は、公園の構造上、7万人収容のひとつの巨大ステージと、収容人数がその数分の一の複数のステージという形になります。7万人収容のステージから小さなステージへと人が流れていく形になります。必然的に入場規制や密が起き、万全の感染対策を行う事は困難です。何万人の参加者が密にならずにライブも楽しめ、移動もほとんどない環境を作ることは、国営ひたち海浜公園では不可能と判断せざるを得ませんでした。

私たちが千葉市蘇我スポーツ公園を新しいロック・イン・ジャパンの開催地として選んだのは、その不可能を可能とする場所だからです。5万から6万人収容可能な巨大なライブエリアがあり、そこにステージをふたつ立てることができます。そしてもうひとつ、昨年新たにオープンした2万から3万人収容可能なライブエリアがあり、そこにもふたつステージを立てることができます。そして、そのふたつのライブエリアはほんの数分で移動ができます。まさに野外フェスにとって夢のような場所なのです。参加者は移動をせずにふたつのステージを観ることが可能で、ステージエリアの移動も広い導線を数百メートル歩くだけです。これなら密を回避して野外フェスを開催できる、そう判断してロック・イン・ジャパンの開催地変更を決しました。野外ロック・フェスの会場として、千葉市蘇我スポーツ公園は唯一無二の存在だと思います。この状況下でロック・イン・ジャパンを存続させるためには、この選択肢しかなかったのです。是非、ご理解いただければと思います。

ひたちなかでのロック・イン・ジャパンへの思い入れは、僕は誰にも負けません。フェスなど作ったことのない出版社の人間であった僕が、生まれて初めてフェスを作ったのが国営ひたち海浜公園です。48才の時でした。大げさな表現ではなく、そこから僕の人生は変わりました。フェスが成長するのに引っぱられるように、僕のフェスプロデューサーとしての人生は進んでいきました。忘れられない光景はたくさんあります。それはみんな国営ひたち海浜公園を舞台に、地元の方と共にフェスを作った光景です。もう70才になって、残る時間も限られて来ましたが、死ぬまで大切にしたい記憶です。

言うまでもなく、あの場所には何十万人、ひょっとすると何百万人の忘れられない思い出が詰まっています。あの場所でのプロポーズ、結婚、そして子供をつれての参加、そんな人生のストーリーをたくさん私たちは聞いてきました。小さなステージから大きなステージへと進んだアーティストたちの物語もたくさんあります。20年の時間の積み重ねはとても重いものです。そのひたちなかとロック・イン・ジャパンの歴史をつなぐためにも、25周年、30周年といった年でのひたちなか開催を模索したいです。そのためには関係各所のご理解、ご協力をいただかなくてはなりませんが、時間をかけて調整していきたいです。

今回の開催地変更については、茨城県、ひたちなか市、千葉県、千葉市、国営ひたち海浜公園、千葉市蘇我スポーツ公園、各関係者の皆さまのご理解、ご協力をいただきました。本当に感謝しております。

年末、2年ぶりのカウントダウン・ジャパンを開催して強く思ったのは、フェスのメッセージにも掲げた「音楽を止めない」「フェスを止めない」ということです。
例年の形とは違うものですが、カウントダウン・ジャパンには音楽の力が溢れていました。例え形が変わってもフェスは開催し続けなければならない、そう強く思いました。

ロック・イン・ジャパンを止めない、開催し続けるためのギリギリの決断でした。是非、ご理解いただき、一緒に新しいロック・イン・ジャパンの歴史を作っていただきたいと思います。

開催は8月第1週、第2週を予定していますが、開催日程等の詳細は後日発表します。

2022年1月5日
ROCK IN JAPAN FESTIVAL総合プロデューサー
渋谷 陽一
「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル 2021」の開催を中止いたします。私たちは、コロナ禍に於ける安全なフェス実現の為に1年以上の長い時間をかけて開催スキームを検討してきました。そして、会場である国営ひたち海浜公園、地元自治体の茨城県やひたちなか市と協議を重ねて開催の承認をいただき、券売を始めています。すでにソールド・アウトした日も出ています。そうしたなかでの中止は残念というか、無念としか言えません。しかし私たちに他の選択肢はありませんでした。楽しみにしていた参加者の方には本当に申し訳ありません。ご理解いただければと思います。

7月2日(金)に、茨城県医師会の代表の方がフェス主催者である茨城放送の本社に来られました。そこでフェスに対する要望書を茨城放送の代表に手渡され、受け取ったところを写真に撮っていかれました。その要望書には、このコロナ禍にあってフェス開催に懸念と危機感を持たれていると書かれていました。その認識を踏まえて、ふたつの要請が私たちに出されました。

ひとつ目は「今後の感染拡大状況に応じて、開催の中止または延期を検討すること」でした。開催1ヶ月前になり、フェスの準備の多くは既に進んでいます。グッズの制作、スタッフの確保、宿泊の手配、関連映像の制作、装飾物のデザイン・制作などです。今、中止を決定しても億以上の支出になります。それは日に日に何千万円の単位で増えていき、最終的には大変大きなものになります。参加アーティストは40いますが、このフェスの為のみのグッズ制作、リハーサル、スタッフの確保、サポートメンバーの確保、映像制作がそれぞれ進んでいます。トータルに考えると巨額な経費が既に使われ、このまま進むとそれはより膨らんでいきます。私たちはこうしたことを踏まえ開催を判断していかなければなりません。「感染拡大状況に応じて、開催の中止や延期」という要請が出ている中で、これ以上判断を先に延ばすことは余りにもリスクが大き過ぎます。

また、「感染拡大状況に応じて」と書かれていますが、その解釈は余りに多様で基準が曖昧です。何をもって感染拡大とするのか、それに基づく中止や延期の基準となるものは何かは明示されておりません。感染者数なのか、死亡者の数なのか、病床の使用率なのか、あるいは緊急事態宣言の発令なのか、私たちには分かりません。それでは私たちは対応ができません。その状況で判断を先延ばしにすることはできません。

ふたつ目は「仮に開催する場合であっても、更なる入場制限措置等を講ずるとともに、観客の会場外での行動を含む感染防止対策に万全を期すこと」となっています。既にチケットは発売され、売り切れとなった日も出て万に近い落選者も出てきています。この段階で新たな入場制限は不可能です。もし再抽選となれば参加者との信頼関係は失われてしまいます。そうしたことは私たちはすべきではないと考えています。また時間的にも再抽選に現実性はありません。

「観客の会場外での行動を含む感染防止対策」ですが、これも余りにも多様な解釈が可能で、もし文字通りの解釈をするならば、フェスに参加した方の会場外の全ての行動に対して、私たちは感染対策を行わなければなりません。それは不可能です。きっとそうではないのでしょうが、「会場外での行動」が何を示しているのか細部を議論する時間的余裕は、これまで書かせていただいたように私たちにはありません。私たちが1年以上かけて議論、検討してきた感染対策は、ステージ・フロントにおける参加者の距離、飲食エリアでの着席のルールなど、何千という運営細部に関するものです。私たちは感染対策の本質は細部に宿るものと考えてたくさんの時間と知恵を使ってきました。このタイミングに至っての「感染防止対策に万全を期すること」という包括的な要請に、何を以て万全とするのか、どのような新たな対策を提示すれば良いのか、残された時間の少なさを前に途方に暮れてしまいました。フェスにとって地元の協力と理解は何より大切なことです。まして、このコロナ禍にあって医療関係の方の協力と理解は絶対に必要なものです。それを得る為には私たちは努力しますが、これまで書いてきたように、医師会からの要請に十全に応えることは今の私たちにはできません。残念ですが中止以外の選択肢はありませんでした。

現在、たくさんの夏フェスが計画されています。全ての成功を祈っています。ですから、私たちの開催中止が他の夏フェスへの悪い影響を生まなければいいと切に願っています。その為にも最後まで開催を目指して頑張りたかったですが、ここで断念せざるを得ませんでした。悔しいですし、申し訳なく思います。

音楽を止めるな、フェスを止めるな、という思いでたくさんの仲間が頑張っています。それは参加者の皆さんも一緒です。その強い思いが春のジャパン・ジャムの成功を支えたのだと思います。ジャパン・ジャムの会場でたくさんの方から「夏は絶対に開催してくださいね」と声をかけていただきました。「大丈夫、絶対に開催するから」と答えました。百パーセント、そう思っていました。ジャパン・ジャムの成功が夏開催への道筋をひらくものと信じていたので本当に残念です。無念です。

フェス開催1ヶ月前という、ほぼスキーム変更が困難なタイミングでの要請であった為に、私たちにできることはほとんどありませんでした。政府のガイドライン、茨城県やひたちなか市による協力要請を遵守し、会場や県、市の皆さんと密な協議を重ねて開催の承認をいただいてきたのですが、医師会の方の危機感はそれを超えて大きく重かったということで、しっかり受け止めさせていただくしかありません。要望書が提出された翌週の7月5日(月)、茨城県医師会のホームページに、提出時の写真と要望書の内容がアップされていました。何故か数時間で消えていましたが、多くの方が情報共有できるように再掲載いただけたらと思います。

「ロック・イン・ジャパン 2021」の開催は中止になってしまいましたが、各地で夏フェスは開催されます。絶対に成功してほしいです。音楽を止めない、フェスを止めない、という思いは多くの音楽ファンが持つ共通の思いです。コロナ禍にあって障害はありますが、あの祝祭空間を私たちは守っていかなければなりません。そんな思いでこの文章も書かせていただいています。いつも最前線で戦い、状況を切り開く覚悟で頑張ってきましたが、今回は思いはかないませんでした。「ロック・イン・ジャパン 2021」にむかうアーティストの気持ち、フェスを楽しみにしている参加者の思い、それを考えると何とも言えない気持ちになります。悔しいです。申し訳ありません。でも私たちはこれからも最高のフェスを作り続けます。今回のことで、その思いはより強くなりました。繰り返しになりますが、これから開催される夏フェスの成功を強く願い、応援したいと思います。

2021年7月7日
ROCK IN JAPAN FESTIVAL総合プロデューサー
渋谷陽一


ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021の開催を中止いたします。
今年はコロナ禍での開催ということで、感染防止をテーマに例年の7ステージを1ステージにし、参加者を例年の半分以下という形で進めておりました。その中でも非常に多くの方に参加を決めていただいておりました。その事実に、どれだけ励まされたか分かりません。そんな皆さんの強い期待と覚悟に応えることができなかったのは非常に残念であり、大変申し訳無く思います。

私たちは、コロナ禍に於ける安全なフェス実現に向けて、1年以上の長い時間をかけて開催スキームを検討してきました。そして、会場である国営ひたち海浜公園、地元自治体の茨城県やひたちなか市との協議の末に開催の承認をいただいて準備を進めてきました。

7月2日(金)に、茨城県医師会および県下26の医師会等による中止要請が、事務局に対しなされました。また、仮に開催する場合であっても、更なる入場制限措置等を講じ、参加者の会場外での行動を含む感染防止対策に万全を期すことを要請されています。
先行受付の段階で、既に収容人数の上限に達し、多くの落選通知を出さざるを得ませんでした。このタイミングでさらなる入場制限措置をとることはできない状況にあります。
また、会場や県、市との協議に基づいて、今年はJR勝田駅および周辺の混雑を緩和するため、収容人数に対し例年以上の専用駐車場を用意し、車やアクセスバスツアーによる直行直帰を推奨しておりました。ただ、皆さんの宿泊や移動を含めた会場外での行動を管理することは、実質的には困難です。

フェスを開催するためには、開催地のご理解とご協力が何より大切です。まして、コロナ禍においてはなおさらです。コロナ対策と熱中症対策の両立を目指し、会場内での救護体制を強化してまいりましたが、地元病院・医療関係者のご理解・ご協力は欠かすことができません。医師会からの中止要請を重く受け止め、事務局内で協議を重ねた結果、ROCK IN JAPAN FESTIVALの開催を断念するしかないと決断しました。

チケットの払い戻し方法につきましては、7月中旬にお知らせいたします。今しばらくお待ちいただければと思います。
今後も、全国各地でフェスの開催が予定されています。その開催を私たちは切に願い、応援しています。そして、参加される皆さんには、フェスを成功に導いてほしいと思います。

2021年7月7日
ROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局
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