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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005の、銀杏BOYZのライヴのオンエアが決定いたしました。
番組名:『ROCK IN JAPAN FES.2005 特別編 銀杏BOYZ特集』
放送日時:2/26(日)26:00-26:30
※リピート放送:3/31(金)21:30-22:00
<お問い合わせ>0570-069-069(10:00~19:00 土日祝日を除く
※電話番号はお間違いのないようお願いいたします。)
http://www.m-on.jp(携帯端末からもご覧いただけます。)

10月後半~11月にかけて、「GRASS STAGE」「LAKE STAGE」に出演した各アーティストのステージを個別にフィーチャー!! それぞれのステージを30分~1時間にまとめ、当日の出演順でオンエアします。その中でも1時間番組でお届けするMr.Childrenとサザンオールスターズは要注目!
熱い3日間の模様を再現します。
〈ON AIR〉
- 10/21(金)18:00~22:00
175R / locofrank / 10-FEET / B- DASH / AIR / m-flo / Rhymester / 真心ブラザーズ
- 10/22(土)18:00~22:00
GOING UNDER GROUND / フジファブリック / 椿屋四重奏 / THE BACK HORN / the band apart / BEAT CRUSADERS / BACK DROP BOMB / ZAZEN BOYS
- 10/23(日)18:00~21:30
ストレイテナー / Jackson vibe / マボロシ / 曽我部恵一バンド / 斉藤和義 / GRAPEVINE / ELLEGARDEN
- 11/11(金)18:00~ 21:30
ACIDMAN / KREVA / YUKI / 100s / Dragon Ash / BUMP OF CHICKEN / RIP SLYME
- 11/12(土)18:00~22:00
MONGOL800 / HY / KEN YOKOYAMA / ウルフルズ / THE BAND HAS NO NAME / SINGER SONGER / Mr.Children(1時間)
- 11/13(日)18:00~22:00
サンボマスター / エレファントカシマシ / 奥田民生 / ASIAN KUNG-FU GENERATION / 坂本龍一 / サザンオールスターズ(1時間)
※MUSIC ON! TVでの、銀杏BOYZの放送については、決定次第MUSIC ON! TV公式ホームページにてお知らせいたします。
1日45,300人、×3日で135,900人の参加者。GRASS・LAKE・SOUND OF FORESTで1日22組、DJブースまで合わせると、全部で97組の出演アーティスト。初日=晴れ、2日目=晴れ、3日目=晴れのち曇り、雨は3日間通してなし。3日間最高気温32℃、最低気温25℃――以上のようなデータを残して、ロック・イン・ジャパン・フェスティバル 2005、全行程終了いたしました。フェスの事前にも書きましたが、今年は我々にとってもみなさんにとっても、過去最大のトライアルでした。ステージを増やし、飲食エリアも増やしたこと。GRASS STAGEのレイアウトを変え、客席エリアを大きくしたこと。テントゾーンに「タープ禁止」という新しいルールを設けたこと。そして、過去最大数の参加者が集まることと、その分このフェスに初めて参加する人が多いということ――ここまで多くの新しい要素を抱えてフェスを開催することは、6回目にして初めてでした。新しいことをやると、その分予想不可能な事態が起こる確率も上がります。例えば、思いも寄らなかった場所で通路が詰まってしまうとか、特定のステージに人が集まりすぎてフェスの進行に支障をきたすとか、物販のオペレーションがスムーズにいかなくなるとか、そうしたことが起きる危険性が高まります。そのための準備やシミュレーションをして、我々は本番に臨みました。
しかし。初日が終わった段階で、我々運営スタッフ一同が持った感想は「何で?」でした。
スムーズだったのです、何もかもが。通路が人で埋まって寸断されてしまうとか、テントゾーンで争いが起きるとか、LAKEやFORESTに人が集まりすぎて入場規制で大変なことになるとか、そういう事態が起きなかったのです。例えば、今年から禁止した「周囲にロープを張り巡らせて張るタイプのタープ」。初日に張られているのを発見し、注意をした例は、わずか2件だけでした。あの広いテントゾーンで、です。信じられません。そのルールを知らなかった2件も、注意をしたところそれに応じてくれました。救急車の出動要請。初日はゼロ、2日目は2回、3日目は1回。いずれも、脱水症状や急性アルコール中毒で、骨折などの深刻な怪我で救急車に乗った人はいませんでした。これも、毎日45,300人が集まる場所としては、ありえない数字だと思います。LAKE STAGEで入場規制をかけたことは、結局3日間で1回もありませんでした。最も混み合ったのはBEAT CRUSADERSの時で、入場ゲートをいくつか閉めて出入口を統一したりはしましたが、「閉めきって、何人か出たら何人か入れる」という、本当の意味での入場規制はしませんでした。というか、する必要がなかったのです。あとから来てゲートに入って、「ダメだ、見えない。じゃあ他に行こう」と出て行く、すぐに頭を切り替えてくれる参加者ばかりだったから、入場規制をかけなくてすんだのです。意地でもそこに居座ろうとしたり、無理やり見える位置まで行ってやろうという参加者が多かったら、入場規制せざるをえなかったでしょう。
例えば、モッシュ・ダイブを極力減らすのが可能であることは、昨年や冬のCOUNTDOWN JAPANでの経験で、我々には実感できていました。ただ「ダメ」と言うだけではなく、何故ダメなのか、何のための禁止なのか、何故我々はそういう結論に至ったのかをちゃんと説明すれば、たとえ本当はダイブしたい人でもわかってくれる、という経験がありました。しかし、そのような過去の経験や実績がない、一体どうなるかフタを開けてみるまでわからないことが最も多かった年、それが今年だったのです。なのに、それが嘘のようにフェスは進んでいきました。昨年よりも人が増えているのに、昨年よりも過ごしやすく、窮屈じゃない3日間でした。我々がエリアを広げる等の工夫をしたせいもありますが、それ以上に、みなさんがこの会場を上手く使ってくれたからです。過去最も数多くのすばらしいアーティストが集まり、すばらしいライヴ・パフォーマンスをやってくれたこと。それもとてもうれしいことでしたが、それ以上に、自分達がフェスの主役でありフェスの成否を決めるのだということを身体でわかっている参加者が集まって、フェスを成功に導いたこと。それが、今年我々主催者が最もうれしかったことでした。ありがとうございました。
もちろん、何にも問題がなかったわけではありません。フロントエリアで場所取りをする心ない人は、予想よりは少なかったとは言え存在しましたし、若干ですが日よけテントの場所取りもありました。ステージの写真を撮っている人を何度も注意しましたし、モッシュやダイブも、少なくなりましたがまだゼロにはなっていません。これらすべてをゼロにすることは、とても難しいことなのかもしれません。でも、あきらめません。これまでそうしてきたのと同じように、ただ「ダメ」と言ってそれに「従ってもらう」のではなく、その「ダメ」の理由も含めて「理解してもらう」ことを目指して、そしてそれを積み重ねてフェス全体のマナーが向上することを目指して、根気よくみなさんに訴え続けていきたいと思います。
我々のフェス運営の面でも、改善の余地があるポイントは、既にいくつも挙がっています。例えば、初日の午前中にクロークが完売してしまったことは、完全に予想外の事態でした。売り切れなかった昨年よりも数を増やし、「これなら大丈夫」と予測した数を、はるかに上回る利用率だったのです。2日目からはさらに大幅に数を増やして対応しましたが、こうした「やってみないとわからなかった」事例が、他にも色々あります。来年までには改善します、ではなく、4ヵ月後に形にしたいと思います。1年も待っていられません。
次は12月29・30・31日、COUNTDOWN JAPAN 05/06で、みなさんに会えるのを楽しみにしています。その時までお元気で。
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005事務局 兵庫慎司
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