ROCK IN JAPAN FESTIVALとは

 

(株)ロッキング・オン企画・制作のロック・フェスティバル、ROCK IN JAPAN FESTIVALは、2000年の8月12日・13日、計60,490人の参加者と共に産声を上げました。1997年にFUJI ROCK FESTIVALが始まって以来、国内各地でロック・フェスティバルが行われるようになりましたが、首都圏で行われる邦楽アーティスト主体のロック・フェスティバルは、このROCK IN JAPAN FESTIVALが初めてでした。1ステージ・2日間でスターとした初年度は、2日目の8月13日、出演者2組を残して台風により途中終了を余儀なくされました。

第2回目=2001年は、初年度の教訓と反省を活かし、2ステージ/3日間開催/全 40アーティスト出演、という形に大きくリニューアルを行いました。天候にも恵まれ、すばらしい3日間となりました。この年に、現在のロック・イン・ジャパン・フェスティバルの基本となる形が完成したと言えます。

 第3回目にあたる2002年は、初日と2日目のチケットがソールドアウトするという、この国のロック・フェスティバル史上初めての出来事が起こりました。そんな空前の動員・規模となったにもかかわらず、事故やトラブルもなく無事フェスティバルは進み、成功に終わりました。第4回目=2003年も、2日目のチケットがソールドアウトするなど、ほぼ一昨年と変わらない大規模なフェスとなり、過去最高の成功をおさめました。また、メイン・ステージ後方の森の中の飲食専用エリア=ハングリーフィールドの新設、地元有志によるひたちなか市場みなとやの登場、第三のステージ=HMV DJブースのいっそうの充実など、フェス自体もいくつかの新たなトライを行い、好評を博しました。

 そして第5回目の昨年=2004年は、3日間のチケットがすべてソールドアウトし、延べ13万人以上の参加者が集まる、名実共に国内最大のロック・フェスティバルとなりました。

 規模の大きさだけでなく、参加者の熱さ、マナーのよさ、フェスティバルの主役としての意識の高さも、このフェスティバルの大きな魅力となっています。毎年、日本を代表する数々のロック・アーティストが出演し続けてくれているのも、ワンマンのコンサートには決してない、そうした主体的な参加者が作り上げるフェスティバルならではの魅力があってこそです。

2005年からは新たに第三のステージ「SOUND OF FOREST」も誕生し、3ステージ+1DJブースのフェスティバルとして、さらに大きく進化を遂げます。出演アーティストでも主催者でもなく、参加者が作り上げる、参加者が主人公の、参加者のためのロック・フェスティバル。それがROCK IN JAPAN FESTIVALです。そして、ROCK IN JAPAN FESTIVALを、そんなすばらしいフェスティバルとして毎年育て、作り上げてきたのは、まぎれもなく参加者のみなさんです。今年もぜひ、その主役になってもらえればと思います。我々も、そのためのベストな環境作りを目指します。
 今年も、共に、最高の3日間を作り上げましょう。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL2005事務局


●フェス会場紹介

ROCK IN JAPAN FES.には、3つのステージと1つのDJブースがあり、
それ以外にもさまざまな施設があります。

GRASS STAGE

大草原に位置するメインステージ。客席エリアは、スタンディングゾーン/シートゾーン/テントゾーンに分かれており、一度に4万人以上がライヴを観ることができます。ステージの大きさも客席エリアの広さも、国内の野外ロック・フェスティバルにおいて最大規模。朝11:00から夜20:00頃まで、1日7組のアーティストが出演します。

LAKE STAGE

公園の正門であり当フェスの入場口である「翼のゲート」を入ると目の前に広がる、湖のほとりのステージ。円形のスタンディングエリアと、それをを取り囲む階段状の芝生スタンドで、ライヴを楽しむことができます。スタンド最上段は、20軒の出店が並ぶ飲食スペースになっています。最大時で約8,000人収容可能。1日8組のアーティストが出演。

SOUND OF FOREST

2005年より新たに誕生する、第3のステージ。LAKE STAGEそば「たまごの森」内の、周囲を木立に囲まれた芝生のスペースに、約4,000人を収容できるステージを設営します。新人からベテランまでさまざまなアーティストが出演。(1日7組)

DJ BOOTH

GRASS STAGEエリア後方、20m×20mのテントに常時1,000人以上が集まる、当フェスティバル第4のステージ。東京のクラブ・シーンを代表するDJ、ダンス・ミュージック系アーティストのライヴ、他ステージの出演アーティストによるDJ、他に漫才やコントまで、さまざまなアクトが出演します。

HUNGRY FIELD

GRASS STAGE後方の林の中に40店の出店が立ち並ぶ、飲食エリア。常設のベンチやテーブル・椅子を大量に設置、2000人以上が木陰で涼みながら椅子に座って食事ができる、ROCK IN JAPAN FES.にしかない快適なスペースです。

ひたちなか市場みなと屋

地元茨城県ひたちなか市の有志のみなさんによる飲食店です。とれたての魚や野菜、大人気の地元名物「五浦ハム串焼き」、地酒・地ビールや納豆定食などが格安の値段で提供される、ロック・フェスティバルの常識を打ち破る美食処。参加者のみなさんからの圧倒的な人気を集めています。

RADIO BOOTH

当フェスティバル主催のニッポン放送と、サポート放送局のbayfmが共同で運営する、ラジオ番組の公開録音や生放送を行うブース。連日、出演アーティストがゲスト出演します。GRASS STAGEエリア内に設置。

ロッキング・オン・ライブラリー

(株)ロッキング・オン発行の雑誌・書籍を展示・販売するブース。過去の稀少本の閲覧や、出演アーティスト掲載の雑誌・単行本の購入ができる人気スポットです。

駐車場

公園内の駐車場(西口駐車場)に加え、公園前の空地を整備した特設駐車場で、参加者のみなさんの車を収容します。ご利用の方は、必ず前売り駐車券をお買い求めください。なお、広大な駐車場ですので、来場の際どこに車を駐めたのか、しっかり憶えておきましょう。1日1台¥510。

シーサイドトレイン

フェスティバル開催時以外も公園の中を周遊している乗物ですが、フェスティバルの時はGRASS STAGE⇔LAKE STAGE(徒歩約15分)を楽に移動したい参加者のみなさんに重宝されています。1回100円。


●エリア分け
GRASS STAGEは「スタンディングゾーン」「シートゾーン」「テントゾーン」に分かれています。
LAKE STAGEとSOUND OF GORESTは「スタンディングゾーン」「シートゾーン」に分かれています。


・スタンディングゾーン

 

盛り上がりながら楽しみたい方のためのスペースです。ステージ最前方には柵が設けられており、柵近辺のスペースをフロントエリアといいます。なお、それぞれのゾーン・エリアに、特に区切りは設けておりません。あくまで流動的なスペースとしてお楽しみください。
混雑していて苦しい場合や、危険を感じた場合は、自己の判断で後方に下がるか係員に助けを求めてください。万が一怪我をした場合も、主催者側は応急手当はしますが、その後の責任は一切負いません。

※ 注意!
スタンディングゾーンは、その時ステージに立っているアーティストを応援し、楽しむためのスペースです。何時間も前からスタンディングゾーンに陣取って、お目当てのアーティストの出演まで待っている、いわゆる「場所取り」の為のスペースではありません。ロック・イン・ジャパン・フェスでは、場所取りは絶対禁止です。場所取りの人がいると、その時演奏しているアーティストを本当に観たいファンの人達が、前に行くことができません。その時本当に前へ行きたい人のために、場所を譲ってあげましょう。
くり返します。スタンディングゾーン/特にフロントエリアでの場所取りは、他人の自由を奪い、フェスの自由を壊す、最低最悪の行為です。フェスの雰囲気を悪くするだけでなく、自分達のファンが場所取りをして、他の人達に迷惑をかけていることで、あなたのお目当てのアーティスト本人も苦しんでいるということを忘れないでください。

NG!! 大きな荷物の持ち込み、座りこみ、レジャーシート・パラソル・テント・椅子等の使用、喫煙、場所取り


・シートゾーン・GRASS STAGE

くつろぎながらライヴを楽しみたい方や、食事・休憩をとりたい方のためのスペースです。長時間のフェスティバルです。「疲れたら休む」「無理はしない」「水分をしっかりとる」、この3つをくれぐれに忘れずに。そのためにも、このシートゾーンを上手く使ってください。なお、このゾーンでの、テント・パラソル・椅子等、後ろの人の視界を妨げるものの使用は禁止となります。テント等は、シートゾーンのうしろのテントゾーンでのみ使用可能です。
NG!! テントやパラソル・椅子等の使用
*各日とも、フェスティバル終演後はシートを必ず片付けて下さい。

・シートゾーン・LAKE STAGE/SOUND OF FOREST

LAKE STAGEのシートゾーンは、スタンディングゾーン後方を円形に囲んでいる、階段状の芝生スタンドです。GRASS STAGEと違いスペースに非常に限りがあるため、ここではシートの使用と、シートや荷物による場所取りを禁止させていただいています。シートゾーンなのにシートが使えないというのは矛盾しているようですが、1人でも多くのお客様にライヴを観ていただくためには、こうするのがベストだと我々は判断しました。また、LAKE STAGEは混雑状況により、シートゾーンでもお立ちいただく場合がございます。これも、同じ理由です。観たいアーティストが観れないという残念な思いをする方が1人でも少なくなるために、ぜひ御協力をお願いいたします。

・テントゾーン・GRASS STAGE/SOUND OF FOREST

シートゾーン同様、ライヴをゆっくりくつろぎながら楽しむためのスペースです。テントやパラソル・椅子等、ご自由にお使いいただけますが、必要以上に大きいテントを広げたり、余分にスペースを押さえたりすることはご遠慮下さい。周囲の方への配慮を忘れずにご利用ください。タープは張るのに非常に場所をとるので、2005年より禁止させていただきます。予めご了承ください。
なお、SOUND OF FORESTの客席エリアは、スタンディングゾーンとテントゾーンに、テープによって仕切られています。テープの内側でシートを使用したり、テント等を張ることはできませんのでご注意ください。
*各日とも、フェスティバル終演後はテント・パラソル等を必ず片付けて下さい。
*併せてテント・パラソルゾーン後方の休憩テントも休憩の場としてご利用下さい。
ただし、休憩テントでの場所取り・シートを敷いての使用は禁止です。その時本当に日陰を必要としている人のために、譲り合って利用しましょう。

●リストバンドについて

フェスティバルの入場口で、チケットをリストバンドと交換いたします。このリストバンドは、あなたが買ったチケットの期間中、フェスティバル会場への出入りが自由になる目印です。これをしていないと、フェスティバルの会場には入れません。
リストバンド交換口はチケットの券種(1日券・2日券・3日券)ごとに分かれています。自分の券種を確認して並んでください。
リストバンドは交換したら、すぐに手首に巻いて下さい。留め具は「パチン」というまでしっかり付けて下さい。

※ 注意
・リストバンドを紛失されても、再発行はできません。外れたリストバンドを持っていても、無効となります。くれぐれも、外れないように巻いて下さい。留め具をちゃんと締めていなかったり、拳がくぐるくらいリストバンドをゆるめに付けていて、スタンディングゾーンなどで紛失してしまうケースが毎年必ず起こりますが、再発行はできません。留め具の穴にリストバンドを二回通して巻く人もいますが、強度の面でこれもお勧めできません。
確実に留め金を締める! ゆるく巻かない! ぴったり巻く! 穴に二回通さない!
 あなたのために、これを必ず守ってください。

・再入場の際や各ステージゲート(入口)ではリストバンドを確認します。必ず手首に目立つように巻いて下さい。ゲートでは係員にリストバンドがはっきり分かるように見せて下さい。
・一本のリストバンドを、2名以上で使い回すことはできません。1日目は自分、2日目は友達に――というような使い方は、すべて禁止です。発覚した場合、警察に通報します。

ここでリストバンドを受け取ったらすぐ装着! 途中で外すと無効です。
このように、各エリアの入り口でリストバンド・チェックがあります

フェスティバルの大前提は、個人の自覚・責任で行動することです。みなさん一人一人が、何を考え、どう行動するかに、フェスティバルの成否はかかっています。
毎年くり返しお願いしていますが、音楽と笑顔であふれたすばらしい祝祭空間を作るために、そして長時間のフェスティバルを健康に楽しむ為に、もう一度目を通してみて下さい。
特に、初めての参加の方は、じっくり読んでください。

●LAKE STAGEとSOUND OF FORESTは、交互に出演アーティストが演奏する予定ですが、その二つのステージとGRASS STAGE/DJ BOOTHは同時に進行します。LAKE STAGEとGRASS STAGEの間は、徒歩で約15分かかります。すべてのアーティストを観る事は物理的に不可能です。たくさん観ようと欲張れば欲張るほど、疲労してフェスティバルを楽しむことができなくなります。フェスティバルに慣れれば慣れるほど、欲張らずに、無理せずに、あきらめるところはあきらめて、その分観れるものを思う存分楽しむ、というスタイルになっていくものです。くれぐれも無理はしないでください。無理して身体の調子を崩すという、最も残念な結果になることは避けましょう。歩くのに疲れた方は、シーサイドトレインが便利です。
●フェスティバルは、酷暑の夏の野外で、長時間にわたって行われます。最後までフェスティバルを楽しむ為には、とにかく無理は禁物です。力を抜いて楽しんで下さい。がんばりすぎないで、疲れたら休みましょう。特に、この会場は海に近いこともあり、1日の寒暖の差が想像以上に激しいです。風も強いです。砂ぼこりも多いです。日中は35度を超える暑さですが、夜は長袖がないと耐えられないほど寒くなる日も珍しくありません。暑い時、寒い時、雨の時、どんな天候にも対応できる服装の用意をしておきましょう。
●雨の場合でも、会場内での傘の使用は禁止です。また、会場は海に近いので、非常に天気が変わりやすいです。晴れている日でも、雨ガッパ等の用意を忘れないようにしましょう。
●暑さ対策の帽子&日焼け止め、寒さ対策の防寒着等を忘れないで持参しましょう。炎天下のフェス会場で、頭に何も被らずにすごすのは自殺行為です。日射病で倒れます。帽子を被るか、タオル等を巻くなどして、頭部はしっかり守りましょう。
●頭に巻かない場合でも、タオルは忘れずに!!  汗を拭く以外にも、紫外線と雨の両方から身を守るなど、色々と役に立ちます。
●足元は履き慣れたスニーカーがベストです。舗装されていない土の上や芝生の上を、長時間にわたって歩き続けることを考えて、靴を選びましょう。
※ハイヒールやサンダル等は絶対にやめましょう! 歩きにくいだけでなく、フェスティバル会場では深刻な怪我の元になります。歩きやすいスポーツサンダル等で来場する場合も、念のためにスニーカーも持って来るぐらいの用心が必要です。

●総じて、服装関係で必要なもの。
帽子、タオル、替えのTシャツ、スニーカー、
防寒具(長袖の上着)、レインコートやポンチョ等の雨具。
少なくとも以上は、必ず用意しましょう。

●その他、用意してくるべきもの
・ビニール袋(ゴミ袋やレジャーシート代わりに、また雨で荷物が濡れるのを防ぐ為に)
・レジャーシート、テントなど(芝生の上でゆっくりくつろぐ為に)
・簡易応急セット(バンソウコウなど)
・ティッシュペーパー、ウェットティッシュ
・携帯灰皿(喫煙者の方はお持ち下さい!!)
・ウエストポーチ
・懐中電灯


その他のルールなど
●雨天決行(荒天の場合は中止)。途中中止の場合、払い戻しは致しません。
●出演アーティストは都合により変更になる場合があります。その際の払い戻しは一切致しません。
●モッシュ・ダイブ及び、スタッフにより危険と判断される行為は禁止です。このような行為により負傷した場合、また負傷させた場合も応急処置は致しますが、主催者・出演者・会場側はその後の責任は一切負いません。
●フェスティバル入場口は西口(翼のゲート)のみとなります。
●違法駐車、近隣の住民に迷惑になる行為は、絶対にお止め下さい。
●公園内や会場近くの草木・施設を傷つける行為は、絶対にお止め下さい。
●ゴミは必ず分別してゴミ箱へお捨て下さい。喫煙の場合は、携帯用灰皿を使用するか、所定の喫煙所を御利用下さい。但し、スタンディングゾーン内は禁煙となります。
●会場内にビン・カン類、花火等の火薬類、スケートボード・キックボード、ペット等の動物類(介助犬を除く)、その他法律で禁止されている物品の持ち込みは禁止します。
●レジャーシート、テント、パラソル、クーラーボックス等の持ち込みは可能ですが、レジャーシート・クーラーボックスはライブエリア後方のシートゾーン・テントゾーンのみ、テント・パラソルはテントゾーンのみ使用できます。
●2005年より、タープの持ち込み・使用は禁止いたします。一人でも多くの方がテントゾーンを利用できるよう、御協力お願い申し上げます
●会場内へのカメラ・録画機器の持ち込みは可能ですが、出演アーティストの撮影・録画等はいかなる場合も禁止致します。上記のことが発覚した場合はテープ・フィルム類は全て没収、悪質な場合は機材も没収させて頂きます。
●会場内・外での野宿は禁止です。絶対にお止め下さい。
●LAKE STAGE及びSOUND OF FORESTは、状況により入場を規制させて頂く場合があります。
●会場内・外において、係員の指示に従わない方、他に迷惑がかかる行為を行う方は強制的に退場して頂くか入場をお断りする場合があります。
●会場内・外での事故・盗難等は主催者・出演アーティスト・会場側では一切責任を負いません。




●日程 2005年8月5日(金)・6日(土)・7日(日)●時間 開場9:00 開演10:40 終演20:30(各日とも予定)
※雨天決行(荒天の場合は中止)
●会場 国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)

●お問合せ ROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局
0180-993-611(24時間テープ対応)

●主催:ニッポン放送●企画制作:ロッキング・オン●後援:ひたちなか市/国営ひたち海浜公園
●協力:JAPAN COUNTDOWN/MUSIC ON! TV/茨城放送/bayfm●運営:ディスクガレージ
●協賛:POCARI SWEAT/株式会社サミーネットワークス