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軽くセッションにした後、早々に始まったのは“東京ハチミツオーケストラ”。そして、“風吹けば恋“”シャングリラ“へと繋ぎ、キラー・チューンの応酬で一気にフロアの温度を沸騰寸前まで上げていく。「チャットモンチーはミュージシャンシップにのっとり、正々堂々と戦うことを誓います!」という久美子の選手宣誓(?)で会場を沸かせたり、すべての曲で無数の拳が上がったり、「ライヴ初披露」という”推進力“で、絵莉子&晃子がハンズクラップを煽って GRASS STAGEが無数の手で覆われたり、デビュー曲”ハナノユメ“ではoiコールが沸き起こったり……と、全10曲、約50分の間、キュートな3人からは想像できないほどのパワーと気迫、緊張感がみなぎっていた。2006年WING TENT→2007年LAKE STAGE→2008年と、着実にステージを大きくしてきたチャットモンチーだが、このバカデカいGRASS STAGEに相応しい、いや、それ以上のパワーと可能性をブチ撒けてステージを去った。(岡崎咲子)

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