特別協賛

2024.08.13

5日間の灼熱の祝祭、終演しました。27万5000人の参加者の皆さん、ありがとうございました。25周年のロック・イン・ジャパンは後半戦の9月ひたちなかに続きます。

毎フェス最終日に最後の参加者が会場を後にすると、達成感と安堵感の両方が溢れてしばらく放心状態になるのですが、今回ほどその感情が大きかったことはありませんでした。
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024、無事終演しました。参加してくれた各日5万5000人、5日合計27万5000人の皆さん、本当にありがとうございました。

GWのJAPAN JAMに続き、今回も結果的に5日間全日快晴でした。2週目に本州に接近してきた台風5号は太平洋側に逸れ、開催への影響はありませんでした。今回も、参加者の皆さんのフェスを楽しみ尽くしたい、というポジティブなパワーの結集がそうさせたのだと思いたいです。ただ快晴な分、日中の気温はとても高かったため、水分補給を欠かさず休憩もきちんと取りましょう、と繰り返しアナウンスしてきました。でも、参加者の皆さんの方がよりその自覚が強く、このフェスを楽しむために、このフェスを成功させるために、徹底的に実践してくれました。それがとても頼もしかったです。

開催初日の3日前、週間天気予報を見て日傘の使用ルールの変更を決めました。それまで飲食エリアと物販クロークエリアで待機列に並んでいる場合に限り使用可としていたルールを、ふたつのメインステージのみライブ開始の10分前まで使用できるよう改めました。ひとつのエリアの中で時間によってルールが変わる複雑さに場内が混乱するのではないか、というネガティブな意見もあったのですが、参加者のモラルを信じたいと思いました。というより、正直それをやらない訳にはいかないくらい状況は厳しかったと思います。当日LEDビジョンに「ライブが始まりますので傘をたたみましょう」という10分間の案内映像を用意して各アクトの開演まで流し続ける予定だったのですが、2日目の前説でも話しましたが、初日の最初のアクト時に傘は30秒できれいに無くなりました。その時、ロック・イン・ジャパンの参加者は素晴らしい、と本当に思いました。
初参加率がとても高い今回でしたが、リピーターの皆さんが作ってくれるフェスの「楽しみ方」を、新規の皆さんが継承する、そんな循環が作られている手応えが感じられたのも大きな収穫です。

115アーティストの115通りの物語がありました。そのひとつひとつが参加者の皆さんのこの夏の記憶に深く刻まれて、8月が過ぎていきます。
そして25周年のロック・イン・ジャパンには後半戦があります。
9月14日(土)15日(日)21日(土)22日(日・祝)23日(月・振休)の5日間、5年振りとなる国営ひたち海浜公園でのROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKAまであっという間に一ヶ月となりました。
我々は連日蘇我で運営を行いながら、並行してひたちなかの最終準備を進めています。熱い夏は9月に入ってもまだ続きます。
9月23日のチケットは完売していますが、他の4日間は現在一般発売中です。日によっては残りわずかになっていますので、ぜひお早めに参加を決めていただけると嬉しいです。
次は9月のシルバーウィーク、5年振りのひたちなかでお会いしましょう。



2024年8月13日
Jフェス総合プロデューサー
海津 亮