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それにしても今日のLAKEはアーティスト毎にまったく違った表情を見せる。アイドルのPefume、パンクのdustboxに続いて、今度は超クールでミュータントな「DEATH JAZZ」を鳴らすSOIL & “PIMP” SESSIONSの出番だ。ドラム&ウッドベースが支える、ジャズならではの洗練された、テクニカルなリズム&ビートの基盤で、サックスとトランペットのホーンふたり、そしてキーボードがそれぞれまるでフィギュア・スケーターのように美しく、逞しく、すらすらと独自のビューティーを展開していって、それが今度はひとつのアートフォームとして混じっていく様子は感動的であると同時に、単純に楽しい。そして自称「アジテーター」の社長。その肩書き通り、ガンガン観客を扇動して、クールな音楽にロック・フェスならではの、お祭りならではの「熱気」を吹き込む(最後のネヴァーエンディングな「ソイル」コールは圧巻)。「6人それぞれが魂をこめて、音をぶっつけている」という彼のMCが、心に染みる、まさにソウルフルで、ヒューマンな温もりに満ちたブリリアントなパフォーマンスだった。(内田亮)

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