登場早々、「みなさーん！　SEAMOがロッキンのGRASS STAGEにキター！」という山本高広のネタで会場を沸かせたSEAMO。そう、昨年のLAKE STAGEから、今年はGRASS STAGEに登場だ！　ストロング・スタイル（本人曰く「世界一のエコ・スタイル」）で、“天狗祭りのテーマ”、グルグル回るタオルがGRASS STAGEを埋め尽くした“ラップの花道”など、最初のテンションを保ったまま爆走！　このままラストまで突っ走るのかと思いきや、「どっかのコミックバンドかと思われているかもしれないんですけど、私はみんなの心を動かすことができるバラードを歌えるんです」と、服を着て、“マタアイマショウ”“MOTHER”のバラード・ゾーンへ突入。ライヴのエンタテインメント性だけではない、SEAMOの楽曲世界の広さを見せつけつけた。 “HoneyHoney”ではAYUSE KOZUEがゲストとして登場し、ラストはもちろん“ルパンザファイヤー”！　万華鏡のようにカラフルに変化するステージングは超一級。そのクオリティの高さを、GRASS STAGEいっぱいに溢れかえっていたオーディエンスが証明していた。（岡崎咲子）