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SOUND OF FOREST2発目のアクトは、ROCK IN JAPAN初参戦、結成6年目の大阪出身スリーピースcutman-booche(カットマン・ブーチェ)だ! 「少しでも、俺らの音楽を届けれたら……」という控えめなMCで鳴らされた1曲目は“Cu-po-la”。爪弾くようなギターのメロディに、ウッドベースとドラムが温かく力強いリズム隊のアコースティックなグルーヴが絡まって、曲は徐々に激しさを増していく。ヤバい。これは中毒性のある気持ちよさだ。情景を、感情をねっとりと鼻にかかる声で熱く歌い上げる金佑龍のヴォーカルにも、ゾクリとするような不思議なオーラがある。ポップスも、ロックも、ジャズも、ソウルも、ブルースも咀嚼して、優しい手触りで構築された彼らだけのミュージック。それがしっかりと心の奥に残るようなステージだった。 (松村耕太朗)

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