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曽我部恵一BANDとして、4年目のROCK IN JAPAN! まず、ライヴをはじめる前にステージ上で円陣を組み、観客とともに気合を入れ、“恋人たちのロック”“キラキラ!”と、怒濤のロック攻撃開始! 曽我部(Vo&G)は汗だくで顔をぐしゃぐしゃに崩しながら、上野はまるでヘッドバンキングのように頭を激しく振りながら、“トーキョーストーリー”も、先日再結成を発表したばかりのサニーディサービス時代の名曲“青春狂走曲”も、どれも圧倒的な熱量で、あまりにもピュアに鳴らしていく。特に、 “テレフォン・ラブ”のサビの大合唱は感涙ものだった。「知らなくてもいいよ!」「下手でもいいぜ!」「女子! 男子!」と笑顔で煽る曽我部の言葉は、今の曽我部恵一BANDのようだ。年間100本以上のステージで鍛えられ染み付いた熱いエモーションがあったし、あまりにも衝動的でピュアなフォーマンスには、何よりも強い説得力があった。夕刻の心地いいLAKE STAGEに、観客ひとりひとりの心にぴったりと寄り添うようなロックンロールの魔法をかけて、ステージを後にした。(岡崎咲子)

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