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B-DASHに続いてはこちらも結成10周年を迎えた175R! SHOGO(Vo)の「今日はみんなで最高の夏の思い出にしようぜ!」という掛け声とともに “お前はスゲぇよ!”でキック・オフ。このすべてを肯定しようとするポジティヴなメッセージこそが彼らの本領である。もちろん、それを受け止めるオーディエンスは早くも最高潮だ。3曲目に早くも“ハッピーライフ”を繰り出すと、大歓声とともに客席全体が揺れる揺れる。もちろんサビでは大合唱、SHOGOも「最高に気持ちいいな!」と満足げ。そして、その勢いのままに披露されたのは新曲“new world”。突き抜ける爽快感とドラマチックなサビのメロディが、暑さもピークの夏空にぐんぐん立ち昇っていく。バンドのコンディションもかなりいい状態にあるのだろう。一切無駄のない引き締まった演奏は、曲を追うごとにエネルギーを増していくかのようだ。SHOGOは「僕ももう若くないですよ」と言うが、年齢の問題ではない。「パンク」とは音楽のスタイルではなく、音楽への愛と前に進む力のことである。そしてそれは、世代とか時代とかと無関係に、いつでも人の心を打つ。終盤畳み掛けられた“SAKURA”、“空に唄えば”、“サンキュー・フォー・ザ・ミュージック”で巻き起こったシンガロングとコール&レスポンスは、そのことをはっきりと証明していた。(小川智宏)

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