今年新たに追加された記念すべき第4のステージ「ウィング・テント」。その初陣を飾るのは、なんと先日行われたコンテスト『TEENS ROCK IN HITACHINAKA』で優勝したアマチュア・高校生バンド、P-MAN。ピアノ&アコギ、ドラムの二人編成の彼ら。そのハスキーで染み渡るようなボーカルと確かな演奏力はアマ・バンドとしては、破格! MCではとにかく緊張していたが、オーディエンスの暖かい声援も加わり見事、完奏。この最高の思い出を糧に、大きく羽ばたいて欲しい。

続いては福岡出身の伊達メガネ・トリオ、シュノーケル。その飄々とした文科系男子なルックスからは想像がつかない、骨太でグルーヴィなギター・サウンドを鳴らす彼ら。Vo&Gの西村晋弥自らが「夏フェスにふさわしい」と称したミディアム・ナンバー、“旅人ビギナー”やラストに演奏された名曲“波風サテライト”など、会場を一気に「水中眼鏡ワールド」へと引き込んでいった。恐るべし、シュノーケル。(洪弘基)