5月17日(火) 23:00

 あと3日で、出演アーティスト第二弾発表です。お楽しみになどと言わずとも楽しみにしていただいていることと思いますが、そこでちょっとお願いです。当ホームページでは、こうした発表の時、19日から20日へと日付が変わったら情報をアップするようにしています。そうするとどうなるかというと、サイトの更新具合を見たりBBSをアップしたりするためにパソコンの前に座っている私やフェス事業部辻も、まあったくアクセスできない事態に陥ります。そうです。日本中から、いやきっと海外からも、ものすごい数のアクセスが殺到しているからです。同じ経験をしたことのある方も、きっと多いと思います。実は毎年そういう事態に陥るので、サーバーを年々大きくしたりして対処しようとしてきたのですが、昨年あたりからもうギブアップに近い状態になっております。

なのでみなさん、お願いです。日付が変わった瞬間にはあえてアクセスせずに、はやる気持ちをぐっとこらえて、そこで40分くらい待ってから、アクセスしてください。家で見ている方は、0時になったらそこであえて風呂に入ってみるとか。マンガ喫茶兼ネット喫茶で見ている方は、そこであえてアクセスせずに『はじめの一歩』を1巻ぐらい読んでみるとか。なんで『はじめの一歩』なんだかよくわかりませんが、そして御迷惑かけますが、よろしくお願いいたします。

あと、前回のこの「FROM STAFF」でも書きましたが、真心ブラザーズ復活、当フェスティバル出演! のニュースには、しばらくBBSがその話一色で埋まるほどのリアクションがありました。ありがとうございます。ご本人達もきっと、やる気に満ちまくっていると思います。で、その発表をした、そしてそれを生放送で全国にお届けした、JAPAN CIRCUIT&YO-KING PRESENTS「TODAY SPECIAL」の時に、ふと生じた疑問について皆様に問うてもよろしいでしょうか。

 ロック・ミュージシャンは、どれくらいから電車に乗らなくなるのでしょうか?

 というのもですね。そのライヴが終わったあとの打上げでのこと。出席者は、出演者一同とそのスタッフ一同だったのですが、途中でサンボマスター山口隆が腕時計を見て「あ、まずい! 木内くん、出なきゃ」と声をかけると、ドラマー木内くんも「あ、ほんとだ」と慌てて立ち上がる。木内「すいません、お先に失礼します。おつかれさまでした」私「どうしたんですか?」山口「終電がなくなるんです」木内「僕、家がすごく遠くて、タクシー乗ると何万円もかかっちゃうんですよ。マネージャーにも『タクシー乗るんだったらホテルに泊りなさい!』って言われるんで」山口「じゃあお先です!」と、二人して帰って行ったのですが、そしてベース近藤くんは悠然と残っていたところを見るとどうやら彼は家が遠くないらしいのですが、私はその「終電」よりも「電車」そのものの方に深く感銘を受けたのでした。何だ感銘って。いや、だってサンボマスターだよ? 特に山口くんだよ? 目立つじゃん。スタッフにきいてみると、「ああ、そういえば『今日も携帯で写真撮られた』とか、よくブツブツ言ってます」。やはり。気の毒ではないのでしょうか? スタッフとして。「いやあ、あいつら免許持ってないんですよねえ」。そういう問題か?

 これがテレビタレントだったら、もっと話はわかりやすい。たとえ新人でも、日常的にテレビに出ている人なら、まず電車に乗ることはない。乗ると大変だからだ。しかしミュージシャンの場合、その辺の線引きというか基準があいまいだ。タレントの場合、テレビに出ていなくて売れているというパターンは基本的にありえないが、ミュージシャンの場合はそういうケースもありえるからだ。あと、「売れてるけど気づかれない」ってキャラの人もいるし、その逆の人もいる。

どうなんだろう。そういえば古い話だが、ウルフルズが大ブレイクした直後トータスが、「ちょっとは電車に乗りたい。全部車移動やから、すごく足腰が弱なった気がする」とぼやいていたのを今思い出した。例えばこの日の共演者で言うと、真心の二人は乗れない、アナログフィッシュはまだ大丈夫、インディアンズの二人もセーフ、という気がする。だからなんだと言われると「いえ、何でもありません」と答えるほかないが、一体ミュージシャンはどのくらいのキャリアを超えると、どれくらいの人気になると、電車に乗らなくなるのだろうか。誰か御存知だったら教えてください。きいて何になるわけでもないですが。

では、3日後に! というか、実質ほとんど2日後ですね。(兵庫慎司)




●日程 2005年8月5日(金)・6日(土)・7日(日)●時間 開場9:00 開演10:40 終演20:30(各日とも予定)
※雨天決行(荒天の場合は中止)
●会場 国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)

●お問合せ ROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局
0180-993-611(24時間テープ対応)

●主催:ニッポン放送●企画制作:ロッキング・オン●後援:ひたちなか市/国営ひたち海浜公園
●協力:JAPAN COUNTDOWN/MUSIC ON! TV/茨城放送/bayfm●運営:ディスクガレージ
●協賛:POCARI SWEAT/株式会社 サミーネットワークス/ボーダフォン株式会社