すごいことは予想していたが、それにしてもすごい。去年、そして夏に引き続き弊社フェスティヴァル3回目の登場となるPerfume。去年はMoon、夏はLakeをパンパンにした彼女たちだが、今回は堂々とメインステージのEarthに出演。そして2万人以上を収容する会場をやはりパンパンにしていた。もはやロック・フェスが彼女たちにとって“アウェイ”だって誰も思わないだろう。本人たちも「本心を言うとフェスの味をしめちゃったからね、夏にね」(あ〜ちゃん)と言ってたが、しっとりとした黒(花柄)と黄緑の衣装をまとってステージに現れた彼女たちの顔には、以前にあった緊張感は皆無で、終始笑顔で心底この場でライヴやることを楽しんでいた模様。人気曲を連発し、会場を熱く盛り上げていた。ただ会場を埋め尽くす大観衆を歓喜乱舞させているのにもかかわらず、面白いのは彼女たちのステージが実にストイックだってこと。ステージに立っているのは3人だけで、特別な演出も登場するときに使われた緑のレーザー光線ぐらい。ダンサーや壮大なステージ・セットなど、大掛かりなプロダクションに慣れている“洋楽畑”の自分にとってこれはかなり新鮮。そんなシンプルなステージ、そして『風の谷のナウシカ』の歌ネタからTRFやB’zまで飛び出す奇抜なMCだけで(すべてあ〜ちゃん)、誰もが期待していたスーパーアイドルを再現させたわけだ。夏にも書いたが、ロック・ファン、参りました。(内田亮)