QUICK REPORT
2007.08.05




フェス3日間でもっとも気温が高い日となった日曜日、最高潮に暑いWING TENT3番目のアーティストは、インディーズ・シーンでかなり熱い注目を浴びている3ピースバンド、Northern19だ。「いけますか? いけますか? いけますか? WING TENT――――!!!!」と叫んでからアクト・スタート! ファースト・アルバム『EVERLASTING』からの楽曲を、一曲一曲攻撃的に披露していく。スピード感あふれるパンク・サウンドに、キャッチーで泣かせるメロディ、なに言ってるかわからないからこそポップな英語の歌詞に、絶妙にハモるギターとベースとドラム。そのほとばしる快感に、客席はヒート・アップ、アップ、アップ! 汗とこぶしと肉塊のカオスとなり、もうなにがどうなっているのかわからないほど盛り上がりまくっている。「みんなの心の奥からの青春の叫び、聞かせてください!」とラストを締めくくったのは、鉄板のエキサイト・ソング“STAY YOUTH FOREVER”! MCごとに「こんなにすごいところで演れて嬉しい」と語っていた彼らだが、君たちならさらにすごいところにいけるはずだ!!(上田智子)