QUICK REPORT

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待ちきれない観客のハンドクラップに迎えられて登場したのは、タフなのにキラキラ輝く彼らだけのグルーヴを誇る5ピース、COMEBACK MY DAUGHTERS! “BITE ME”“BOYS DON’T CRY”と始まった滑り出しから、跳ねるようなリズムとセンチメンタルな泣きのメロディが気持ちよく響き渡る。メンバーの顔に浮かぶ自然な笑顔を見ていれば、その楽しさがみんなに広がっていくのも当たり前だ。そして、やがて“Spitting kisses”から“I Want You To Know Someday”へどんどん高まっていくテンションの中で、プレイヤビリティの高いそれぞれのメンバーの演奏がガッツリとぶつかり合うダイナミックさは、まさに骨太の一言。最後の“Fully Closed And Naked”が終わる頃には、ステージも観客も、みんな汗まみれで踊りまわって、最高の表情でした。(松村耕太朗)