強い日差しが照りつける真昼間のグラス・ステージに登場したのは、第一回目から連続出演更新中のエレカシ。新曲のオンパレードだった去年とは正反対に、今年はヒット・ナンバーを次々に連発。中盤の“悲しみの果て”“今宵の月のように”の連続には、観客から思わず歓声と拍手が鳴り響き、それを目にした宮本も、さらにテンションを上げ激渋ナンバーを披露した。なかでも“珍奇男”では、これ以上ないほどガップリと噛み合った4人が生み出すグルーヴ感に、鳥肌を立てずにはいられなかった。それだけで大満足ムードたっぷりの会場に、最後に届けられたのは“ガストロンジャー”!! 宮本、叫ぶ、走る、拳を突き上げる! 観客もそれにつられて「おーおーおー!」の大合唱! かんかん照りの太陽に負けないぐらい熱い男が、今年もグラス・ステージを完全に支配した、最高の50分だった。(齋藤美穂)


1. 生命賛歌
2. デーデ
3. 風に吹かれて
4. 悲しみの果て
5. 今宵の月のように
6. 人生の午後に(新曲)
7. 昔の侍
8. 珍奇男
9. 四月の風
10. ガストロンジャー







●日程 2005年8月5日(金)・6日(土)・7日(日)●時間 開場9:00 開演10:40 終演20:30(各日とも予定)
※雨天決行(荒天の場合は中止)
●会場 国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)

●お問合せ ROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局
0180-993-611(24時間テープ対応)

●主催:ニッポン放送●企画制作:ロッキング・オン●後援:ひたちなか市/国営ひたち海浜公園/茨城県
●協力:JAPAN COUNTDOWN/MUSIC ON! TV/茨城放送/bayfm●運営:ディスクガレージ
●協賛:POCARI SWEAT/株式会社 サミーネットワークス