“黄昏サラウンド”のビートに乗って浴衣姿で登場したのは、初日を締め括るRIP SLYME。いきなりいい感じでおセンチと思っていたら、次もなんとおセンチ・ナンバーの“One”。ようやく日も暮れ、会場を優しくなびく風があまりにも気持ちいい。今回は残念ながらDJのFUMIYAが体調不良のため参加できなかったが、逆に残りのメンバーはその分、気合が半端ない。FUMIYAが作った「超カッコいいトラック」の新曲“UNDER THE SUN”を欠席の旧友に捧げる形で、元気溌溂のいつものリップ・パフォーマンスがスタート。と思いきや、なんと途中でバンドを迎え、生音タイム! 極上におしゃれな“楽園ベイベー”に突入。生のミュージシャンが奏でるソリッドな伴奏は、リップの自由気ままなラップと相まって、グループにまったく別次元のダイナミズムをもたらしていた。“STEPPER’S DELIGHT”なんかまるで違う曲になってたもん。メロウな“マタ逢う日マデ”を最後にステージを降りるまで、そのダイナミズムを増幅するばかりだった……ってこのまま終わるわけないじゃん。再びステージに現れた4MC&1代理DJ。超ハイパーな“JOINT”をかまし、最後は盛大なコール&レスポンス! 去年に増して激しく空をライトアップした花火が終焉を告げてくれ初日は幕を閉じた。
 暑くて熱い一日、おつかれさまでした! 本日は気温が32度以上になったというのに、なんと45,300人もご来場したことが確認できました! 本当にありがとうございました。大事故もなく、基本的には無事一日を終了することができたのですが、それでもやはり軽い日射病にかかるお客さんは少なくなかったです。適度に休みを取って、水分の補給も忘れず、くれぐれも健康だけには気をつけてください。
まだ2日もあるロック・イン・ジャパン・フェス。楽しみはまだまだ終わらないんだから!(内田亮)



1. 黄昏サラウンド
2. ONE
3. UNDER THE SUN
4. HOTTER THAN JULY
5. SUPER SHOOTER
6. 楽園ベイベー
7. BLUE-BE-BOP
8. 雑念エンタテインメント
9. FUNKASTIC
10. STEPPER'S DELIGHT
11. GALAXY
12. マタ逢ウ日マデ

アンコール
1 JOINT
OUTRO





●日程 2005年8月5日(金)・6日(土)・7日(日)●時間 開場9:00 開演10:40 終演20:30(各日とも予定)
※雨天決行(荒天の場合は中止)
●会場 国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)

●お問合せ ROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局
0180-993-611(24時間テープ対応)

●主催:ニッポン放送●企画制作:ロッキング・オン●後援:ひたちなか市/国営ひたち海浜公園/茨城県
●協力:JAPAN COUNTDOWN/MUSIC ON! TV/茨城放送/bayfm●運営:ディスクガレージ
●協賛:POCARI SWEAT/株式会社 サミーネットワークス