ROCK IN JAPAN FES.の熱い盛り上がりを作り出してるのはライヴだけではございません。グラス・ステージ・エリアに入って右側に聳え立つDJステージ、一発目のレポートをお送りします。
まず今年のゲストDJの一発目を飾ってくれたのは、この方、トップバッターとしてグラス・ステージを沸きに沸かしてくれたウルフルズのサンコンJr.。レジデントDJ前田博章のレッチリ“アラウンド・ザ・ワールド”を受けて飛び出したのは、ソウル、ジャズ、ファンクの名曲の数々。しかも、単にアゲるだけではなく、じっくり渋いものまで聴かせる貫禄のプレイ。これが13:00という午後一発目の空気に見事にマッチしておりました。そして、後半はロック方向へシフトしての完全盛り上がりモード。先日フジ・ロックでラスト・ライヴを行ったルースターズも2曲かけてくれました。
続いて、2人目のゲストとして登場してくれたのは、GO!GO!7188の屋台骨、ターキー。くるりの“ワンダーフォーゲル”でいきなりフロアを大熱狂させ、このまま全力疾走で駆け抜けるかと思いきや、その後に続いたのはスクーターズ(泣!)、シーガル、椎名林檎という女性ヴォーカル3連発!! 彼がGO!GO!7188のドラムとして、なぜあれだけ躍動感あるドラムを叩けるのか、その秘訣を見せられた気がします。
DJステージはまだまだ続きます。本日も、DJ TASAKAとKAGAMIのユニットDISCO TWINS、JAPAN読者はお馴染み松尾スズキと河井克夫のユニットTEAM紅卍、そして弊社のフェスのDJと言ったらこの人、POLYSICSのハヤシヒロユキと大充実のラインナップが控えております。こちらのほうでも是非フェスを満喫してください。(古川琢也)