1987年10人編成のバンドとしてスタート。1991年、ナナオが加入し、マサ、2DDとともに現在のオーディオ・アクティブの原形が出来上がった。歌舞伎町のMC1000(カタリスト)でターンテーブルやシーケンサー、リズムマシーンのノイジーなリズムにMCのマサがからむパフォーマンスで世紀末な雰囲気を出し、話題となる。
1994年シングル「FREE THE MARIJUANA」が、英NME誌のDJ CHARTで第1位を獲得。続いて『TOKYO SPACE COWBOYS』がイギリスのインデイーズ・チャートで14位となり、一躍有名に。そしてUKダブの雄、ダブ・シンジケートのフロントアクトとして10公演にわたるヨーロッパツアー、またイギリス最大のロック・フェス「グラストンベリー・フェスティバル」にも参加。過激ダブサウンドが、観客を揺り動かした。その後も数々のワールドツアーを敢行、また欧州最大のロック・フェス「ロスキルダー」や日本では「レインボー2000」「チベタン・フリーダム・コンサート」「フジ・ロック・フェスティバル」といった多くのフェスティバルに参加。2000年にはFRF'00にシークレット・ゲストとしてレッド・マーキーに出演し大歓声で迎えられ、また、エゾ・ロックのダンス・テントにも出演、フェスティバル王としての貫祿を見せつけた。
同年8月8日(ハッパの日)、12インチ『Happers ep』リリース。ブルーハーブのボス・ザ・MCをフィーチャーした収録曲「スクリュードライマー」は更なる進化を感じさせる傑作で、各界、ストリートで嵐の如く話題をさらった。そしてアルバム『Spaced Dolls』リリース。最高のアルバム完成と音楽業界はざわめき、今まで以上の幅広いファンから支持されるようになった。 |